手稲山口の特産品「大浜みやこ(かぼちゃ)」の初セリ

5玉で万円の最高値がつきました!

7月19日(火)、札幌市手稲区の手稲山口地区で栽培されている「大浜みやこ(かぼちゃ)」の初セリが札幌市中央卸売市場で行われ、秀品5玉(10kg)で7万円の最高値が付きました。

現在、大浜みやこは、手稲山口地区の8戸の農家が栽培。
育苗研修会から圃場検見、目揃会、糖度検査、圃場の中間状況確認まで、全生産者で行なっており、検査員の厳格な基準により検査をして合格した質の良いカボチャだけを「大浜みやこ」として市場に送り出す制度を確立しています。
同地区の水はけの良い砂地と昼夜の寒暖差を活かした栽培で、糖度が高くホクホクとした食感が特徴です。
初日は、150ケース/10㎏が出荷され、9月中旬までの出荷を見込んでいます。


【生産者のから一言】
今年は、5月の定植後に33.7℃の真夏日を記録したことや、例年にはない西風の強風が何度も吹いたこと、6月の半分が晴天に恵まれなかったことなど苦労が多くありました。しかし、気温が高めに推移したため着果も生育も順調で、ほとんどの生産者が例年よりも早く収穫に入りました。今年も糖度が高く、美味しい大浜みやこができました。
JAさっぽろ果実部会 松森 剛